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カナダ
国の特徴
世界で2番目に広い国で、アメリカ合衆国より広い国土をもっていますが、人口は約10分の1の約2900万人ほど。人口密度は日本の130分の1と、広大な大地に少数の人々が散らばっています。

地域別特色
西海岸にはバンクーバーやビクトリア、五大湖周辺には高層ビルが林立する大都市トロントやモントリオールなどが、中部大平原には穀倉地帯が広がっています。大都市でも郊外へ足を運べばすぐに原生林が続き、全国的に豊な自然に恵まれています。

国民性
カナダの国民は先住民のイヌイットのほか、植民地支配による移民のフランスやイギリス人、アジア系移民でほとんど形成されています。多くの民族が集まってできたこの国は、地域により気候や自然、人種も大きく異なるのも特徴です。大自然に囲まれた環境からオープンでフレンドリーな国民性がうかがえます。

気候

西海岸は1年中温暖な気候で、特に人口の多い大都市などは夏は湿度が低く涼しく過ごせますが、冬は湿度が高くなります。一方、中部や東海岸の冬は積雪もあり、気温も冷え込みます。

語学学校の特徴
バンクーバーやトロントなどの英語圏、ケベック州周辺ではフランス語圏など、カナダでは英語とフランス語の2つが公用語として正式に認められています。英語もフランス語も習得したいならカナダは魅力的な場所です。



バンクーバー トロント モントリオール カルガリー

バンクーバー
・特徴
トロント、モントリオールに次ぐカナダ第三の都市であり、ブリティッシュコロンビア州最大の街です。自然に囲まれた美しい国際都市としても知られており、高層ビル群が立ち並ぶ市内から少し足を伸ばせば、自然に親しめます。
・交通の便
中心部は排気ガスを少なくするためトロリー・バスが運行しており、郊外へは通常のバスが利用できます。
街並み
・おすすめ観光スポット
市内に点在するさまざまな観光スポットの中でも、特におすすめは西部地区のインディアンに関する資料や、バンクーバーの歴史を紹介したバンクーバー博物館です。名門ブリティッシュ・コロンビア州立大学のなかにある純日本風庭園、ニトベ・ガーデンも校内散策のついでに見学してみては。
・気候

太平洋の海流の影響や東側に広がる山からの冷たい空気を受け、夏でも最高気温は約22℃、冬も氷点下になることの少ない比較的過ごしやすい気候です。
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トロント

・特徴
カナダの経済、文化の中心地であるこの街は、よく“最も新しく偉大な都市”“世界で最も住みやすい街”と称され、活気に満ちていて刺激的な場所です。反面、治安がよく、人々はフレンドリーなのも特徴。また緑地帯が広がる湖水地方特有の美しい自然に囲まれた素敵な街です。
・交通の便
公共機関は地下鉄、市電、バスの3種類があります。地下鉄は、東西・南北に2本走っており、また街の中を走るバスやストリート・カーを利用すれば、ダウンタウン内の行動は全く問題ありません。
街並み
・おすすめ観光スポット
オンタリオ湖に面しており、シーフードレストランなどの飲食店が豊富に軒を連ねている食の街。またコリドイタリア、ギリシャ人街、チャイナタウンや、世界一の高さを誇るCNタワーもはずせないポイント。また世界最大の滝ナイアガラへはハイウェイで片道2時間ほどと、ほど近いのでぜひ見学しておきたいところです。
・気候
夏は意外に高温で湿度も高くなりますが、夕方以降は長袖のセーターが必要なほど涼しくなります。冬の寒さは厳しく、最低気温マイナス8℃〜10℃になることもしばしばあります。
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モントリオール
・特徴
公用語はフランス語ですが、中心部では英語が通じる地域もあります。またこの街はカナダの第2の都市でもあり、“北米のパリ”といわれ、フランス系住民の根拠地として長い歴史をもち、カナダの現代的な活気ある雰囲気と古い街並みの両方が体験できる魅力的なエリアです。
・交通の便
”アンダーグランド・シティ”と呼ばれるほど地下街とその周辺の地下鉄が発達しています。街の中心や主な観光地はこの地下鉄かバスで周ることができます。
街並み
・おすすめ観光スポット
斜塔スタイルの建物としては世界一の、1976年に開催されたモントリオール・オリンピックのメインスタジアム、オリンピック・スタジアム・タワーは必見。また、カナダや英国絵画、ピカソやダリなどのヨーロッパ絵画のコレクションの集大成とも言える、モントリオール美術館も見逃せません。
・気候
カナダ東部に位置しているため、冬は雪が多く寒さも厳しくなりますが、夏は比較的過ごしやすい気候です。
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カルガリー

・特徴
西にロッキーの雄大な山々が、東には広大な大平原ブレーリーが広がり、まさに自然に囲まれた街と言えます。またカルガリーのニックネームは“牛の街”。アルバータ牛のステーキは都市の名物料理で、そのダイナミックなボリュームと繊細な味に舌鼓をうつこと間違いなしです。
・交通の便
市内は東西3キロ程度の距離なので歩いて観光できますが、郊外へ出るには市バスか無料のCトレインが便利です。
街並み

・おすすめ観光スポット
高さ191メートルのカルガリータワーには街全体を見渡せる展望台があり、晴れた日にはロッキー山脈もくっきりと見えます。このタワーのすぐ東にあるグレンボウ博物館では欧系カナダ人の西部開拓の歴史やイヌイットやネイティブ・アメリカンに関する民族資料が数多く展示されています。
・気候
夏でも涼しく過ごせる、比較的おだやかな気候です。ただし、夏は夜が冷え込む場合もあり、また、冬は1
日の中でも急激に気温が変化する場合があるため、夏は薄手のジャケット、冬は防寒具が必要です。

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